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3Dデータ作成のコツ〜造形サイズ編

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仕上げ入門

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今回はデータの寸法についてです。

製品のサイズが造形に適さない


このパターンの不具合は大体、寸法が異常に小さいケースが殆どです。

これは最初から作りたい物のサイズのイメージがある方ですと、
頭に?が浮かんでしまうようなトラブルですよね。

CAD系のソフトだと、最初から寸法を考えながら造る方も多いでしょうし、尚更です。

でも、この手のトラブル、実際には結構あったりします。
以前実際にあったケースだと、造形を依頼されたデータの寸法を測ってみたら
全長0.01mmだった!みたいなことが。本当は100mm程度での出力を希望されていたようです。

この寸法関係のトラブル、CG向けのソフトで作った場合に良く起こります。

以前の繰り返しになりますが、CG用のモデリングソフトは、
モニターの中で完結されるのが前提なので、あまり実際の寸法を
意識しないで造られることが殆どです。

なので、そのまま出力すると、極端に小さなサイズで
出力されてしまうことが多いようですね。

ある意味、作業者が寸法を意識しているかどうかという意識の問題でもありますが…。

こう言ったトラブルを回避するには、やはりデータの寸法が確認出来るソフトに
実際一度データを読み込ませて確認するのが一番簡単で確実でしょう。

そこで、登場するのは今回もやっぱりフリーソフト「MiniMagics 3.0」です。



データをドラッグ・アンド・ドロップで「Mini Magics」に読み込ませると、
画面の右側に、データに関する情報が表示されます。
ここにデータ寸法も表示されますので、これを目視で確認しましょう。




測定ページと書かれている、タグをクリックすると、
測定用のツールウィンドウから任意の箇所を測定することも出来ます。

点間距離、線間距離、面 間距離、それぞれの組みわせで
他にも色々な測定が可能ですし、円形状の直径等も図れます。



こうやって一度寸法を確認しておけば、予想外の寸法で造形されてしまうことが
防げますので、ぜひ作業の一手順に組み込んでしまいましょう!

「実際に出力するサイズにリサイズしたら、メッシュが少し荒すぎた」
みたいなトラブルも、目視で確認出来ますので、それも防げて、一石二鳥かもしれませんよ♪

ちなみにSOLIZEオンライン3Dプリントでは、受付可能なデータの最小寸法と最大寸法を定めています。

もし、見積もりの際にデータが弾かれる場合は
まずデータの寸法を疑ってみると良いかもしれません^〜^。



では、今回はココまで。
次回は、3Dプリントする際に気を付けたい3Dデータの造形方向について解説していきます。

(中村)

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