[連載]第2回 ニキシー管ラジオをデザインする

By in 商品紹介 on 2012年8月27日

連載第2回目で御座います。

前回、ニキシー管ラジオをつくってみよう、ということになりまして、
早速デザイン検討。

先ずはSketchUpで描いてみました。


デザインはINTER-CULTUREのデザイナー兼データ担当の中村さん。
疑問を解決して~の中村さんです。

以前に朝倉がSketchUpでオリジナル雑貨を作りましたが、
SketchUpは簡単に3Dモデルを作ることが出来るので、
アイデアスケッチレベルのモデリングにはとても向いています。


中村)今回の主役はニキシー管なので、まず最初に考えたのは
シンプルな箱のデザインです。


筐体はあくまで、主役の引き立て役。
全体的な雰囲気もニキシー管のレトロなイメージに合わせた
優しいモノが良いのではないか…


う~ん、だいたいこんな感じか

フリーハンドライクなスケッチが完成しました。

これをレンダリングすると、こんな感じです。


レトロ感と温かみを強調させる為、外装パーツ素材を木にしてみました。


あれ?

木?
き?
Wood?

どこを3Dプリントするんだ??
と言うわけで、このデザインはボツです。



木ならぬ、気を取り直して、今度はフリーCGソフト、Blenderでモデリングしました。

3Dプリントならではのデザインを取り入れるべく、SketchUpでは描きにくい
3D曲面をBlenderでデザインしていきます。

Blenderはフリーソフトながら、モデリング、レンダリング、アニメーションと機能が充実しています!
3Dプリントをする為のSTL形式でモデルデータを出力できる点もポイントです。


基盤を収める筐体はとりあえずBOX形状にして、ニキシー管を保護する役目をドーム状に。
ここを3Dプリントパーツにしようかな~♪

イメージ膨らませながらマウスを動かすこと数時間。

1つモデルを描いてみました。
ニキシー管の文字も、赤く光らせました。(レンダリング機能ってすごいですね!)

っっっと、ここで阿部さんからアドバイスがはいりました。
『基板はもちろんだけど、ニキシー管にも触れないようにした方が良いです』
  (※ニキシー管は170V~200Vという高い電圧で動かすそうです)

おおおっと、またしてもデザインを練り直さなければ。


中略


マウスからペンに持ち変えて、フリーハンドでデザイン案を描きます。
アイデア出しはやっぱりフリーハンドが1番です。

で、描いたのがこちらのデザインです。

楕円基調の温かみあるデザインに、60年代、70年代に描かれた未来感を持たせました。
デザインした当の本人は、空飛ぶUFO、宇宙船をイメージしていたそうです。

前面パネルは光沢感ある素材を使用し、半楕円形の下ケースと上ケースで
基板など内部部品を挟み込む構造です。

この下ケースと上ケースを3Dプリントならではのデザインに詰めていきたいと思います。

細かなデザインはこれからいくらでも検討できるので、(これが3Dプリントの利点でもあります)
筐体の設計に進みたいと思います。


次回、設計編!!お楽しみに!!!

(宅間)


※ニキシー管ラジオは ㈱ビット・トレード・ワンとINTER-CULTUREの共同開発です。

連載記事はこちら
第1回 ニキシー管で何かを作ろう




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