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イラレでiPhone・仕上げのコツ

この記事では、弊社のオリジナルiPhoneケース(仕上げなし)
出力頂いたお客様へ、分り易い仕上げの方法を解説します。


全体の作業時間は1時間~1時間半程度です(塗装の乾燥時間は除く)。
一つ一つの作業は難しいものではありませんので、
順番を良く確認して、作業を行えば誰でも完成出来るはずです。


オリジナルiPhoneケース(仕上げなし)は、
お手元に届いた時は、サポートが付いたままの状態となったいます。
作業としては、まずこのサポートを外すところからスタートします。



サポートは、細いラインの集まりで出来ていますので、手で簡単に外すことができます。
一気に外すと力がいる場合は、手で少しずつ、崩すように取ってあげると取り易いです。
(無理に力を加えて、引きちぎるようにサポートを取ると、場合によっては
本体の形状を持っていかれる事があります。ゆっくり丁寧に取るように心がけてください)

平らな広い部分に付いているサポートは、金尺のように、細くて硬い物を
サポートの先端に差し込んで、削ぐようにしてやると、比較的簡単に取ることが出来ます。


サポートを取り終わったら、次はサポート跡をサンドペーパーで削り落として行きます。

まずは、フロントパネルから仕上げていきます。
フロントパネルは最終的には表側しか見えなくなりますので、
裏面はサポート跡のつぶつぶ感がなくなる程度の軽い仕上げで十分です。



サンドペーパーは、そのまま使用しても良いですが、写真のように
使いやすいサイズに切ったスチレンボード等、ある程度腰のあるモノに貼り付けて使うと
力がかけやすく、また、平面の精度も出しやすいのでオススメです。

やすり掛けの順番は以下の通りです。

【フロントパネル】
表面:240番→400番
サポート面:180番


次に、枠のやすり掛けに入ります。



磨くのは、サポートが付いていた面と、サイド面です。
サポートと反対側(天面)は磨かなくても大丈夫でしょう。

本体パーツは、サポートが付いていた面も製品として見える部分ですので、
しっかりとやすり掛けして、面出しをしておくのが綺麗に仕上げるコツです。

サイドは、3Dプリント造形特有の積層が出来ています。
この積層もしっかり磨いて落としておきましょう。

やすり掛けの順番は以下の通りです。

【枠】
サポート面:240番→400番
サイド面:240番→400番


パネルと枠のやすり掛けが終わったら、
次はサーフェーサー(以降サフと表記)を吹いていきます。


サフは、細かいヤスリ傷を埋め、やすり掛けで
ちゃんと面出しが出来ているか確認する目的で吹きます。

写真では本格的なガンスプレーで吹いていますが、
市販(ホームセンターや模型屋で売っています)の缶サフで十分です。

ここでの仕上がりが最終的な見た目に響いてきますので、
気を抜かずに頑張りましょう。

サフを吹くときは、あまり分厚く吹き付ける必要はありませんので、
さらっと吹きかけると良いでしょう。

サフを吹く

仕上がりの状態を確認する

傷や積層残りがあれば再度磨き

サフ吹き


と、何度か同じ作業を繰り返しますので、なるべく
サフがすぐ乾燥するように、なるべく厚吹きは避けましょう。


一度目のサフを吹いた状態です。
積層の磨き残し等が見易くなっているのがわかるでしょうか?


磨き残し、気になる箇所を、もう一度磨き直します。



サフ吹きが綺麗に仕上がった状態です。
今回は2回めのサフ吹きでここまで綺麗になりました。


最後の仕上げとして、スポンジヤスリ(ウルトラファイン程度)で
表面を整えると、より仕上がりが綺麗になります。

さて、ここまで仕上がればあと一息。ここからは塗装です。



塗料は、市販の缶スプレーを使います。
今回は、ラッカー系のスプレーを使用しました。

色は、好きなものを選んで頂いて大丈夫です。

ここで一つポイント。

明るい色で仕上げたい場合は、発色の事を考慮して、通常のグレーのサフの上に、
ホワイトのサフを重ね吹きしておくことをオススメします。

ダークカラーでも、隠蔽力の弱いブルー系の塗料なども、同様に
ホワイトサフを吹いておくことで、かなり発色が違ってきます。

逆に、黒やシルバーなど隠蔽力の強いカラーであれば、
サフの上にそのまま塗装しても問題はありません。


こんな感じで、仕上がりました。

今回の作例では、メタリック系のキャンディーライムグリーンを
白サフの上に吹いて仕上げました。

これで、ほぼ完成です。

あとは、この状態で、一度良く塗料を乾燥させて、最後に
コーティングのために、クリアーを吹いて完成。

お疲れ様でした。


この記事を、参考にして、ぜひあなただけの
オリジナルiPhoneケースを完成させてくださいね!
(中村)

ちなみに、仕上げの便利グッズを こちらで少しご紹介しています。

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