vol3ではどんな形のハンコにするか考えていきます。
先ずは大きさを決めます。
1.席札にする際に文字が小さすぎないこと
2.価格を手が出るギリギリに抑えること
3.ハンコとして使用する際に手で持ちやすいこと
4.普通のハンコとはちょっと違った雰囲気にすること
これらを出来る限り全てクリアできる大きさを検討していきます。
試行錯誤を繰り返し、縦329mm×横56.275mm×高15mmの直方体を基本の形としました。
今のままではただの四角なので、ハンコとして使いやすいように横面全集を半円でえぐります。
また全体に丸みをつけたり、大きさの微調整をしたり、
ネームプレートとして機能するようにきちんと立つように設定したりして、
最後にキーホルダー用の穴を設計します。
これでハンコの基本となる形がつくり終わりました。
この基本形状に来賓者の名前を一人一人反映させていきます。
ではSOLIZEオンライン3Dプリント窓口の神田沙織さんの名前を反映させてみましょう。
先ずはイラストレーターなどのソフトで文字を入力します。
その文字をアウトライン化してdxfという形式で書き出します。
dxf形式で書き出すと3Dソフトで読み込むことができます。
ハンコの基本形状とdxf形式で書き出した文字を合体させてハンコデータの完成です。
これにてハンコ完成!
同じ作業を来賓者約80名分繰り返します。
一人あたり約5分
80人で・・・
約400分!!
ゲロゲロ・・・
数日後、80名分のハンコの3Dデータが完成しました。
さっそくSOLIZEオンライン3Dプリントに発注してみましょう。
SOLIZEオンライン3Dプリントでは現在バラバラでの発注はできないので、
20個を1つのデータとしてまとめます
イメージはプラモデルのパーツです。
これと同様のものを全部で4セット作成し発注します。
さてさていくらになるかな。
気になる金額はvol5で紹介します。
さて発注も完了!
いよいよ次回、手元に造形品が届きます。