フリーソフトでモデリング〜メタセコイア編 Vol.3(造形準備)

造形の準備をします。


< 造形に適したデータにしよう >

前回できあがったネコのデータですが、このままでは
残念ながら造形にかけることができません。。。

注文する前に、造形に適したデータに修正する必要があります。
大きく分けて2点、


1. 曲面とミラーのフリーズ
2. オブジェクトをひとつにする

をやっていきましょう。

①曲面とミラーをフリーズさせよう

まず出来上がったデータは見た目はなだらかな曲面にみえますが、
実はこれはメタセコイヤの機能でそう見えているだけで、
実際のデータはそれぞれの点と点を結んだ角ばった形状をしています。

これを、見た目のどおりのなだらかな曲面にするために、
「曲面とミラーのフリーズ」という作業を行います。

右側のツリーでパーツごとに(順不同でOK)オブジェクトを選択し、
メインメニューから [オブジェクト]→[曲面・ミラーのフリーズ] を選択すると、
フリーズ編集の画面(↓画像参照)が出てくるので、そのままOKします。

全てのパーツにこの作業を行っていきます。

↓全パーツフリーズ完了しました!
全体が細かい網で覆われたように見えます。

これで、見た目だけではなく実際のデータもなだらかな曲面になりました。
しかし、これで終わりではありません。
残念ながらこのままでは面や点が多すぎて、データが重過ぎてしまうのです。

ここでさらにひと手間。
今度は頂点数を減らしていく必要があります。さっきフリーズを行なったように
パーツごとに、メインメニューの [オブジェクト]→[頂点数を減らす] で、
それぞれのパーツごとの頂点の数を減らしていきます。

いくつに減らせば良いかという目安ははっきりとありませんが、
大体全パーツ合わせて10000頂点以下になればよいかと思います。

頂点数が減れば減るほど、形状のなめらかさは失われていくので、
急に減らさず少しずつ調整して、見た目が悪くならないようにしましょう。

※例えば耳の頂点を減らしすぎてしまうとこんな風になってしまいます。。。

②オブジェクトをひとつにまとめよう

INTER-CULTUREでは、別々のオブジェクトはバラバラの部品とみなされて
別々に造形されてしまいます。。。

ネコのデータは一見繋がっているように見えても、頭も顔のパーツも
身体もしっぽも、別々のオブジェクトです。複数のオブジェクトを一体にするには
右側のオブジェクトのツリーを使います。

やり方は簡単。オブジェクトを左クリックで選択して、そのまま
別のオブジェクトにドラッグするだけ。
ひとつのオブジェクトになるまで作業を繰り返します。

これで、やっと一匹の一人前ネコになることが出来ました!

< MQOからSTLにデータを変換する >

さて、最終データを保存しますが、この時の保存形式は
MQO(メタセコイヤオブジェクト)という、メタセコイヤオリジナルの方式です。

INTER-CULTUREのサービスで受け付けているのは、STL形式とOBJ形式という
2形式なので、どちらかの形式に変換させる必要があります。

ちなみに、有償版のメタセコイヤではOBJ保存が出来るので
この作業は省くことが出来ます。

データ形式の変換ですが、これにも別のフリーソフトを使って対応が出来ます。
同じような事が出来るソフトは色々ありますが、今回私が使ったのはこちら
「3DACE」というソフトです。

このソフトをダウンロードして、先程MQO形式で保存したデータを読み込んで、
次にOBJ形式で出力すれば完了です。

< INTER-CULTUREで注文してみよう >

それでは、早速 3Dプリント してみましょう。

↓無料見積り & 注文画面

今回は粉末造形で作ってみることにします。
表面のざらつきが気にならなければ、サポート材がないので
仕上げが楽ちんです。(光造形にはサポート材がつきます)

造形方向は、顔に積層造形のしましまが出てしまうのをさけるために、
ネコが四本足で立つ方向で注文しました。

注文する形状や造形方向、材料によって値段は変わります。
INTER-CULTUREの見積りサービスなら、条件を入力するだけで
すぐに値段がわかるので、色々試してみましょう。

注文完了のメールが届いたらあとは待つこと2週間。
メタセコイヤ編も残すところ1回です。
次回もお楽しみに~!!

☆モデ子☆

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