CGからフィギュア「注型作業その2」 vol.16

前回、型枠を作って原型を粘土に埋めたので、そこにシリコンを流し込んで型を取っていきます。

まず、シリコンを型枠に流し込む前に、粘土や湯路用に配置した棒の表面に、
離型剤を塗って乾かしておきます。


原型にシリコンがくっ付かないか心配になって調べてみましたが、
原型が木や粘土・ガラス・石などの場合は離型処理が必要なようです。

今回、原型は樹脂ですしサーフェイサーも吹いているので
シリコンが吸着してしまう心配はないようです。

で、今回使用した離型剤は↓です。



「ケムリース」
ジョイフルホンダの注型コーナーには、何種類か離型剤がありましたが、
どれが良いのかいまいち分からなかったので、とりあえずこれを使用してみました。



刷毛で粘土や湯路部分に塗っていきます。
即乾性なので、すぐに乾きます。

離型剤を塗り終わったら、シリコンを用意します。

今回使用したシリコンは↓です。



「Mr.シリコーン1kg」
これもジョイフルホンダで購入したのですが、いくつかある中で一番安かったので
これを使うことにしました。硬化剤も付いています。



どのくらい必要か適当に予想して量ります。
(少ないと面倒なことになるので、ちょっと多めくらいを狙うのですが、これがなかなか難しいです。)

シリコンを量り終わったら、そこに硬化剤を入れます。
(今回使用したシリコンだと、100gに付き硬化剤4gを注入します。)

硬化剤を注入したら、棒で良くかき混ぜます。

かき混ぜ後はシリコン内に気泡が混ざってしまうので、
10分くらい放置して気泡が抜けるのを待ちます。

10分くらい経って気泡が抜けてきたら、いよいよシリコンを型枠に流し込みます。



「シリコンを流し込むときは、高いところから落とすようにすると良い」

というアドバイスを、インターカルチャーの注型経験ありのメンバーから聞いていたので
そのようにやってみたところ、シリコンが糸状に細くなって流れていくので、
気泡の混入を結構抑えることが出来ました。

ただ、どうしても気泡は入ってしまうので、シリコンを全て流し込んだ後で
型枠を底板ごと少し持ち上げて、作業台に落とすようにして
トントン、と振動を加えていき、できるだけ気泡を抜くようにしました。

その後、8時間くらいでシリコンは硬化します。
今回は初めてで、どの時点で完全に固まっているのか良く分からなかったので、
念のため1日くらいは放置しておきました。

シリコンが固まったら、一度枠は外してしまいます。
そして、ひっくり返します。



次に、粘土を取り外します。



冬場の作業だったため、1日放置しておくと粘土が固くなっていたので、
ドライヤーで暖めて粘土を柔らかくしつつ、取り外していきました。



粘土を取り外しました。



細かい粘土が残っているので、スパチュラで取り除いていきました。



粘土が綺麗に取れました。

他の部品も同じように作業しました。











ここまでは上手くいきましたっ!

次回は、もう一度型枠を取り付けて、2度目のシリコン注入へと進みます・・・

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