CGからフィギュア「磨き」 vol.12

それでは、造形品の磨きに取り掛かりたいと思います。

今までは、PCのモニタの中でのデジタルな制作作業が続きましたが、
今後は完全にアナログな手作業になります。

私は造形品の仕上げ作業はやったことが無かったので、
これからは手探り状態での作業となります・・・



ー使用するものー


磨き作業には、紙やすりを使用します。

積層段差を取り除いていく場合、#240あたりの紙やすりから
徐々に目の細かいもので磨いていくと良いとのことなので
模型店でそのあたりの紙やすりを買ってきました。

※余談ですが、インターカルチャーをご利用下さったお客様には、
造形品と一緒に紙やすりをお送りさせて頂いております。
(ほんのお気持ち程度ですので、足りない場合は
ご自身でご購入をお願い致します。)

ー磨きー





#240や#320くらいの紙やすりで、水研ぎして積層段差を無くしていきます・・・



予めサーフェイサーを吹いておいたので、磨き残しのある部分が分かりやすかったです。
積層段差のある部分はグレーの縞々が残るので、それが消えるまで丁寧に磨いていきました。

あまり磨きすぎると、せっかくモデリングした形状が
変わってしまうので注意が必要です。



大きな面はそれほど苦も無く磨けるのですが、細かい溝などの部分は
どうしても磨き残しが残ってしまいます。



持っていた棒やすりで磨こうとしましたが、溝が細すぎて上手くいきませんでした。

いろいろ試した結果、ピンセットで紙やすりを摘んでひたすら溝を磨く手法を
編み出しましたが、これはかなり根気のいる作業でした・・・

溝の磨きがほとんど終わるころになって、

「もっと先が細くてキメの細かい
棒やすりを買ってくれば良いのではないか」


と思い直し、買いに行きました。
そちらで作業したところ、かなり楽に磨くことが出来ました。
(最初からそっちでやれば良かったです。やはり道具をケチるのはいけませんね・・・)

ただひたすら磨くのみ・・・





だいぶ白い感じになってきました。

今回いちばん神経を使ったのが、指先の部分です。

光造形品は、肉厚が薄かったり細い形状だと脆くて壊れやすいので、
このような部分は細心の注意が必要です。

万が一、指が折れたりすると相当テンションが下がりそうだったので、
細かめの紙やすりでかなり慎重に磨きました・・・





数日間の地道な作業の結果、ようやく磨きが完了しました!

あとはこれらのパーツを接着して、最後にサーフェイサーを吹いて
造形品の仕上げは完了となります。

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CGからフィギュア「造形品出来上がり~積層段差を見てみる~」 vol.11 を読む

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