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CGからフィギュア「造形品出来上がり~積層段差を見てみる~」 vol.11

3Dモデリング

テクニック

CGからフィギュア

前回分割を行ったデータを工場にトス。
出来上がった造形品が工場から届きました!

写真は、造形品からサポートを除去した後サーフェイサーを吹いたものです。


vol_111
今回は、前回見積もりした設定と同じく

・光造形
・造形材料:SL7810
・積層方向:縦

で造形しました。(積層ピッチは0.15mm)


サーフェイサーを吹く前の造形品は、写真のような乳白色をしています。

光造形では、積層ピッチ分の厚みごとに樹脂を硬化させて形状を再現していくので、
造形品には積層段差といって、細かい段差が付いてしまいます。

そのため、紙やすりなどを使って造形品を磨く、仕上げの作業が必要になります。

しかし、生地品のままの状態だと色が白いので、積層段差が確認し辛いです。
そこで、仕上げ作業の前にサーフェイサーを吹いておくと
積層段差が確認しやすくなります。

ー積層段差の確認ー

磨きの作業に入る前に、積層段差の確認をしてみましょう。
下の写真は全てクリックで拡大できます。







※今回造形したモデルは高さ300mmです。
積層ピッチ0.15mmで造形すると、上の写真くらいの積層段差が現れます。







積層段差が目立ったのは、上の写真のような部分です。

積層造形法の場合、上図のように、積層方向に対して
横方向に形状の変化が大きい部分に、大きな積層段差が出来てしまいます。

と、一通り造形品の積層段差を確認してみましたが、綺麗に仕上げるためには
これらの積層段差を地道に紙やすりで磨いて取り除いていく必要がある訳です。

ということで、次回は磨き作業です・・・

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CGからフィギュア「フリーのビューワでデータチェック→データアップ」 vol.10 を読む

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